自分がnhkに入りたいのは 後世に残る番組を作りたいから。 人を過去を省みさせ、将来に目を向けさせ、そして導くような番組を作りたいから。真の意味で人を豊かにしたいから。 Nhkはきっと今後もその役割を担っていく、自分もその一員でありたい。 まずは自…

「君は俳優になれ」

ある酒の席で、あと数年で定年を迎えるテレビマンが「おい、かなとこっちこい」とテーブルをはさんだ向かいから手招きした。 うっすと生返事をして、ビールが入ったコップを片手に僕は彼の元へ向かった。 彼は僕にまずこのような話をした。 「はじめは頭でっ…

不器用

自分の趣味って大概だなと思う。 かなとって大多数が好きそうなものは嫌ってそうだよね。と友人になんども言われる。 そして興味の幅がありすぎて、何が軸なのかわからないとも言われる。 僕の軸はきっとシンプルだ。 人の手垢があまり付いていないもので、…

ユタ州では酷い味のするパテを挟んだハンバーガーをレモネードで流し込むようにして食べる。

若さと寛容さについて

無知を知らないと驕り高ぶる。人は不寛容になる。僕を含め、若者はいつも不寛容だ。ある人は若者はプライドが高いといい、ある人は若者は傲慢だという。ダサいイカしてるの判断はできるが、イカしたものを自分で生み出すことはできない、くらいの中途半端な…

坂本龍一と図書館から見える風景

大学の図書館で雑誌を読むのが僕のささやかな楽しみである。 坂本龍一を特集した美術手帖の最新号を僕は文字通り巻頭から1ページずつ1ページずつめくって読み進めていた。 私は不器用な人間である。アナログの文章を目の前にすると文字を全て順番通りに読み…

ひどい文

文章を書くのは得意だと少なくとも今週三回は発言したが、今日自由作文をすると驚くほど筆が進まなかった。 どこに行った俺の文よ と心の内で叫ばずにはいられない。 かなりショックを受けて、帰り道にパッとしないとんこつラーメン屋に入った。ディナーセッ…

僕の自信はどこまで膨張するのか

僕の自信はどこまで膨張するのか 原型はどこだろう いったい何を吹き込んでいたのか 何を過信していた 何を過信していた 何を過信していた 割れるのは一瞬だ 僕の自信はどこまで膨張するのか そしてどこに消えたのか 誰によって損なわれたのか そんなもん知…

信頼 長く安定したコンテンツを作り続ける 1つの番組内でコンセプトがぶれない。 対局 民放の番組。視聴率を取るためにコロコロ変える それは手段であって悪いことではない。ただ、僕は信念をもって番組づくりに打ち込みたい。 ピンチ 足つった時 忍耐力は…

観光について

寝れないかから気になったことを書く。 今朝の新聞によると2016年度の国外からの日本への観光者は2500万人で、前年よりも幾分か増加したらしい。 それに対して、一人当たりの観光者が一度の旅行で使用する金額は15万ほどで、前年から何ポイントか減少したそ…

今日の彼女 20170106

今日の彼女はちょっと物憂げだった。 僕の家にのっそりのっそり入ってきた彼女は、ゆっくりとリュックを支柱にかけて、colemanの折り畳み式チェアーに深々と腰掛けた。特に何も発しない。 僕はちょっと彼女の雰囲気が気になった。けど言葉にするのはやめてお…

あなたが人の生き方を変えた経験

「あなたが人の生き方を変えた経験を教えてください。」僕は人を変えた経験は一度もない。もしかしたら僕の耳に入ってこないだけで誰かの考えや行動を改めていたかもしれない。なぜ、僕が人を変えたことがないのかを考えてみた。おそらく「他人は他人だし、…

失禁と安倍首相、ひとつの啓示

こんばんは。酒井要人です。 新年あけまして、おめでとうございます。 大みそかの夜、僕は鈍行を乗り継いで東京から実家へと帰省をしました。途中、熱海から浜松まで乗り換えなしの区間があり、三時間程度座席に座りっぱなしでした。座ってじっとしているく…

美味しいビールはいかが。

僕はいまあるヨーロピアンビールバーでうまいベンジャミンエールを飲んでいる。ベンジャミンエールってなんだと君は思うだろう。 美味しいビールだ。 オランダの新鋭ブルワであるmikkererのrice market Copenhagen というビールである。君はライス?コペンハ…

お弁当は世界を救う、そう今日から信じることにしました。

僕は朝、彼女に頬を叩かれて目を覚ました。 容赦のない平手打ちだった。一瞬で目がさめるかと思いきや、自分の体温と同化した布団は優しく僕を眠りに導いた。 彼女はひとしきり頬をつねったり、唇を引っ張ったり、フードを鼻元まで深くかぶせたり、僕にちょ…

仏教とサルバトーレ・ダリ

僕は気の利いた文が書けません。 言葉を扱う際は、読み手を思いやり、そして、誠実であることが僕のモットーです。 母方の実家は内陸のまあ辺鄙な場所に家を構えているのですが、そこのトイレを使ったとき、壁に地元新聞社が年間購読をしている顧客に配布す…

性格はすぐには変えられない

お久しぶりです。かなとです。 今週末は、長野の山奥の牧場で自転車に乗っていました。積雪が15cmくらいある上に、牛の糞がふんだんに練りこまれた土のコースでした。身体中が糞まみれのオタクを愛してくれる稀有な女の子いませんかね。 なんとなく暇なので…

自傷する女の子

自傷する女の子に自傷することは悪いことじゃないと言うことがある。 そして、いつも、どの口がそんなことを言う権利があるんだろうと深く考えて、ふさがることがある。 言論の自由。子供っぽいけど頼らずにはいられない。 僕は自ら自分の身体を傷つけたりは…

嫌いなもの。 レジの会計について。

レジの会計で明らかに手を抜かれていると、むっとするというか、心が侘しくなる時はないだろうか。 これは一般的な話ではなくかなり個人的な話なので、かなり退屈かもしれない。ごめんね。 なんで悲しくなるんだろう。なるべく簡潔に答えると、 一人の人間と…

鹿とニワトリ。彼女が号泣した。

二人でラーメンを食べて、さーて俺の家帰ろうかーって言いながら自転車にまたがった。 いやに寒かった。一日中曇っていたから夕暮れ時でも寒い。 アイス食べようか。と僕が聞くと アイス食べる。カフェオレも飲む。と彼女は答えた。 僕の家に帰る途中に、ス…

月面に立つ アウトライン

ある出来事を回想する。 僕はトレンディな人間だから、最近はやりのウェブ媒体のニュース記事の真似をして、箇条書きで記事のアウトラインを先に示す。 僕は伏見ミリオン座で永い言い訳を鑑賞した。 上映後、何度がセックスをしたが連絡を絶っていた女性に話…

月面に立つ 回想の前の前提条件

二つの出来事を回想しようと思う。その前に一つのお話を理解しておいてほしい。 僕は今物悲しい男が登場する物語をを読んでいる。もしかしたらあなたはユーモアのある作品であると読み終えた後に判断するかもしれない。それは個人の意見であって僕がどうこう…

月面に立つ

僕は彼女と少なからず20回の別れ話をしている。その全てが状況は異なるが、彼女が切り出してきた。 二人で抱き合った朝 インターンの帰り際 自室で寝ようとしている時 本当に状況は様々で、それぞれがかなり話がこみいっていた。一生涯に経験する平均的な別…

読書すること

最近読書を集中してすることができない。 なんでかはわからない。 あまりに僕が怠惰だったからあらゆる感情の揺らぎを体が本能的に拒絶しているのかもしれない。 所謂カウンターカルチャー的衝動か。 そう思うと、意外と悪いものじゃないかもしれない。

僕と彼女について

退廃を感じると憂鬱になる 音楽を聴こうとプレイヤーの一覧をざっと見ても聞きたい音楽がなかった時とか 海外で買ったインディバンドのアルバムがありふれた音楽だった時とか 積もり積もった本を目の前にしても読みたい本がなかった時とか さよならした後の…

忘れ物をして何が悪い 2

忘れ物をして何が悪いと思っている。 前述したように、僕はブリュッセルのエアポートにかなり重要なカードが入った財布を置いてきたが、目の前の豚骨ラーメンを食べるほうが優先順位が高かった。 財布を無くしも堂々と振る舞えるのは、豊富な経験があるから…

忘れ物して何が悪い

忘れ物をして何が悪いと思っている。 僕の母親はとても神経質で(もしかしたら過保護なだけだったのかもしれない)いつも僕の持ち物を確認してくる。 お財布は持ったか。 チケットはあるか。 明日の時間は調べたのか。 もう、あきあきしてくる。何度同じことを…